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荀子と金沢文庫

「出版物として初めて刊行されたのは、北宋神宗の熙寧元年(1068)であり、南宋孝宗の淳熙八年(1181)に台州知事唐仲友が復刻したという。この宋代の刊本が宋本である。しかしこれは中国で散逸し、日本の金沢文庫に一冊のみ残された。この写本が影宋台州本である。」
『荀子』の刊本と注釈の歴史 | 新読荀子