プラトンの想起説のカジュアル版

彼によれば、実は知識はいつも魂に内在しているが、魂が復活するたびに誕生の衝撃で忘れてしまう。そこで、人が学び知ったものとは、実は忘れていたものを回収しただけだということになる。

プラトンの想起説をちょっと転用すると、
人間は子供の頃は真の心（現実界）をもっていたのに
象徴界の介入（父の名／父の否）によって
社会に洗脳されて、
真の心を亡くしてしまう。
だから、子ども頃の気持ちを思い出すこと、想起することによって、
それを取り戻せるという
子供の頃の気持ち想起説。