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千原ジュニアの公園の記事

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公園が「自転車もダメ、野球も花火もダメ…何をするところやねん?」ということなんだけど。
これは千原ジュニアが、公園で自転車も野球も花火も出来た頃を知ってる年齢だから、この感想が出たわけで、
この時代を知らない年代が大人になったら、これに疑問を持たなくなってしまうんだよな。
社会学北田暁大)用語で言うところの、自由の剥奪感の剥奪。自由が剥奪されていることも気づかなくなってしまう。
例えば、今の若い人は、オウム事件や9.11前は、駅や公園や道端にもっとゴミ箱があったこととか知らないと思う。
 
そして、それって自分や千原ジュニアの年代もそうなんだよな。
公園がもっと自由だった時代を知らない若者が増えているように、
自分たち世代も、失ったものに気づかない。
何を失ったのかわからない。
 
だから老人の話を聞くことや、昔の映画や本を読むことによって、それに気づくことが大事かもしれない。
自分たちの社会が失ったものに。